

エル・アルト(ボリビア)
首都に隣接する第二の都市


エル・アルトの観光情報

01セハ
エル・アルトの中心
毎日いつでも大混雑の場所

02フアナ・アスルドゥイ広場
セハから南にある広場
この周りのエリアが商業エリア

03バスターミナル
空港の近くにあるターミナル
とても広い

04空港
街の中心から近いので利用しやすい
ラ・パスからも直通のバスが運行されている

05シウダー・サテリテ市場
エル・アルトの南にある市場
この周辺も人が多いエリア

06リベルタ広場広場
セハの西にある広場
ここでは何でも手に入る
エル・アルトはボリビア中西部にある、事実上の首都であるラ・パスに隣接している都市です
ラ・パスとエル・アルトは一緒にして話されることが多いですが、今回はエル・アルトのみの紹介となります
街の中心は、西に延びる大通り、フアン・パブロ2世通りと、南北に走る大通りである、3月6日通りの交差点
「セハ」と呼ばれるこの場所がエル・アルトの中心部です
ご覧の通りいつも大混雑です
セハから南のフアナ・アスルドゥイ・デ・パディーヤ広場までの間がメインの商業エリアです
フアナ・アスルドゥイ・デ・パディーヤ広場
ここから南東には灯台
直ぐ近くに展望スポットがあります
更に南には、シウダー・サテリテ市場
市場周りは非常に混雑しています
ここが南の繫華街エリア
セハから北にある7月16日駅までのパノラミカ通りは、毎週木曜日と日曜日に泥棒市が開催されています
普段はそれなりに静かです
駅から西にある、リベルタ広場から十字に露店が広がっています
こちらが西の繁華街エリア
このマーケットではあらゆる物が売っています
エル・アルトの繫華街エリアは、中心地に集中しています
その為、いつもミクロバスや人でごった返しの状態です
街に見どころは特になく、買い物の街といった印象です
【気温】
エル・アルトはラ・パスの熱帯雨林気候(Af)とは異なり、亜熱帯高地気候の珍しい寒夏型(Cwc)に分類されます
年間を通して気温が一定で、一日の気温差が激しいのが特徴です
私が滞在した6月下旬は冬
日中の太陽が出ている時間は汗ばむ気温ですが、朝晩はそれなりに冷え込みました
標高が高いというのが影響しているのかもしれません
日本と比べると、非常に過ごしやすい冬です
【買い物】
エル・アルトの大きなスーパーマーケットは、Hipermaxi
街の西、Multicineの施設にあります
または、南のシウダー・サテリテ地区にある、CINEBOLの施設にあります
エル・アルトでも、スーパーマーケットよりもメルカドでの購入の方が安い事が多い為、まだまだメルカドが主流です
【物価】
価格調査をしました
※ボリビアには、アルゼンチンと同様に、ブルーレートが存在します
以下は正規レートの価格であり、ブルーレート適応の場合は4割近く安くなるとお考えください(2025年6月)
コカ・コーラ500mlはBs.5(約106円)
リンゴ1kgあたりBs.23,7(約500円)
バナナ1kgあたり、Bs.5(約106円)
30個入りのたまごはBs.39.6(約836円)
1個あたり28円
牛肩骨付き肉1kg、Bs.68(約1,436円)
豚肩肉1kg、Bs.46(約971円)
鶏の胸部(むね肉やササミ等がついている)皮なしは1kgあたりBs.44.4(約938円)
レタス1つあたり、Bs.10(約211円)
パンテーンのシャンプー400ml、Bs.65.8(約1,390円)
ニベア400ml、Bs.109.1(約2,304円)
ラ・パスと同様に、ボリビアの中ではかなり高価です
玉子と豚肉は同じHipermaxiでも、エル・アルトの方が安いです
メルカド周りの露店で購入すると野菜や果物はもっと安くなります
【交通】
エル・アルトにはたくさんのバスが走っています
グーグルマップやMoovitでは検索ができない為、バスの全面に記載されている行き先で判断する必要があります
タクシーもたくさん走っています
エル・アルトでは、ラ・パス同様にケーブルカーでの移動も可能です
とはいえ、エル・アルトでは中心部しかケーブルカーが通っていないこと、平坦な道が多い為、エル・アルト内の移動というよりは、ラ・パスとの街を繋いでいる交通手段という意味合いの方が強いでしょう
【治安】
エル・アルトの街中に限って言えば、そこまで過敏になる必要はありませんが、中心エリアはいつも混雑しているため、スリには気を付けた方が良いといったレベルです
多くの街では治安が悪い線路沿いもあまり悪い雰囲気はありません
犬も人馴れしています
もちろん夜間は出歩かない方が良いです
【まとめ】
エル・アルトはボリビアの首都であるラ・パスの隣街となりますが、ラ・パスよりも活気に満ちあふれています
空港やバスターミナルも中心エリアにありますので、他の街への移動もさほど難しくありません
中心エリアの混雑は気掛かりですが、今後20年以内にはラ・パスを追い抜いて、ボリビアで1番の街になるのではないかと考えます
エル・アルトは、ラ・パス県、ムリージョ州の都市
人口は2012年のデータで848.452人
標高は約4.000m
電圧は220V
エル・アルトのチャート
総合評価:
58.6
/100点
- 安全性60 / 100点
- ラパスに近いエリアや混雑エリアは注意が必要ですが、その他のエリアはそれほど過敏になる必要はありません
※参考:東京新宿は90点
- 生活コストの満足度70 / 100点
- 首都の隣の割には安価
ラ・パスよりも利便性が良い※参考:東京新宿は80点
- 品揃え、入手の容易さ60 / 100点
- 何でも手に入る
輸入品だけは高価※参考:東京新宿は100点
- インフラ53 / 100点
- 生活インフラは問題ありません
大通りは交通渋滞がひどく、案内マップもありません※参考:東京新宿は100点
- 付加価値50 / 100点
- 首都のラ・パスに近いのが最大のメリット
坂道もほとんどなく、個人的には住みやすい街※参考:東京新宿は100点
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