チリのサンティアゴからアルゼンチンのウスパジャタまで
今回のバイク旅は、チリ中部にある首都のサンティアゴから、一番有名な国境である、ロス・リベルタドーレスを通過してアルゼンチンのウスパジャタまで
距離は約245kmですが、標高約500mから一気に4.000m付近まで登って、2.000mまで降りるという過酷な道です

前回、サンティアゴに到着後にバッテリーを充電しましたので、出発前に放電チェックを行いました

どうやらバッテリーは問題なさそうです
電圧も計ってみます

12.8Vあります
前回電圧が落ちていた原因は、バイクカバーで完全に密閉していた為、滞在中の雨の湿気でショートしたのではないかと考えられます
ひとまずバッテリーが無事でよかったです
さて、サンティアゴを出発します

朝のサンティアゴはかなり混みあいます

20分強で、ようやく環状線の端まで来ることができました
ここからスピードアップ

約30分ほど走ったところで痛恨のミス
料金所で、自動読み取りのレーンを通ってしまいました
次の料金所で払えるか聞いてみます

そのまま道なりに進みます

約50分で次の料金所に到着です
ここで、先ほどの料金所で支払いができなかったことを伝えます
バイクは$1.000、約157円

ミスった料金は支払わなくても良いと言われました
有難う、そしてごめん
そしてトンネルを通過
このトンネルの途中からバルパライソ州に変わります

そして道なりに進みます
山の景色が綺麗ですね

いよいよ国境へ向かう道に入ります

傾斜があり、トラックやバスも走っている為、非常にゆっくり進みます

リオ・ブランコにあるCOPECで給油をしておきます

最後の料金所です
アルゼンチン側では基本的にバイクは高速道路の料金が不要な為、これが最後の支払いです
バイクは$600、約95円

そのまま道なりに進みます

そして、最大の見せ場である絶景のクネクネ上り坂
残念ながら登りなので景色を堪能することはできません

坂を登り切って、道なりに進むと国境のトンネルです

ここでチリに別れを告げます

そしてアルゼンチン
明らかに造りが違うのですが…

トンネルを抜けて少し走ったところで、「moto 1」と記載された紙をもらいます
これをイミグレーションで渡すことになります

イミグレーションがあります
真っすぐ抜けてしまわないように注意が必要です

乗ったまま建物の中に進みます

左側のブースのどこでも良いので入ります

まず最初にチリの出国とアルゼンチンの入国手続きを同時に行います
ここでパスポートたちと共に右側の書類を提出
今までで初めて、滞在中の資金をどうするのか?旅の目的は?などを詳しく聞かれました
口座とかを見せても良いけど、君たち日本語わからんよね?
翻訳アプリも使わへんし
15分ほど話をして解放

そのまま進んで次の窓口へ行きます
ここでは左の書類を提出
なんなくパス

3つ目ははんこをもらうだけでした
スタンプラリーの要領ですね

この紙は、約10km離れた場所で提出するそうです
さて、無事にアルゼンチンに入国できたので、さっきの道に戻ります

そして15分ほど走ったところで、先ほどの紙を渡します
ここはただ渡すだけ

山を下りていきます

そして、ウスパジャタに到着です
このまま中心部を目指します

街自体が小さいので、あっという間に中心部に到着です

今回の旅では、国境越えに必要な時間がわからなかった為、事前にウスパジャタに宿を取っていましたが、サンティアゴを出発して約5時間ほどで来れたことを考えると、朝早くに出発すれば、このまま120km離れたメンドーサまでは余裕で行けそうです
次はメンドーサには行かず、南を目指してサン・ラファエルに向かいます
走行日:2025年10月14日