ボリビアのコチャバンバから、単体の都市で考えた場合、ボリビアで最大の都市である、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラに向かいます
長いので、サンタ・クルスと省略します
地図の赤から黄色までの約470kmの道のりです

サンタ・クルスに向かうには、国立公園の北、4号線を通るルート
南の7号線を通る2つのルートが存在します

グーグルマップが4号線を指定してきたのと、7号線は山道を通っているので、4号線を選択しました
朝日を浴びながら東に進んでいきます

1時間ほどで到着した、パラクティを過ぎた所にあるトンネルは真っ暗
タリハでフォグランプを搭載して良かったと感じました

20分ほど進んだ先、Locotalエリアでは道路封鎖のデモがありました
ここはすんなり通してくれました

その後順調に進みます

しかし、コチャバンバから4時間ほど走った、エントレ・リオスを超えた、ブロ・ブロで再度の道路封鎖

北や南への抜ける道も一切ありませんので、進むかコチャバンバに戻るかの2択です
サンタ・クルスに行きたい旨を伝えると、ここを通っても良いけどエンジンは切って歩いて行けと言われました
重い荷物を載せながら、なんとか抜ける事ができました

橋の上で、ここから先は乗って良いよとのこと

2分ほど走るとなんと関所
ジャラジャラと来たので、ここで持っているコインを吐き出しました
Bs.3ほど、約63円

ここからまさかの関所ラッシュ
この2つ目の関所では、Bs.100しか持っていないと言うと、渋った顔をしたので、まあ許せる
彼らにも生活があるからBs.100、約2,100円を渡した

3つ目、4つ目の関所はスルーさせてくれました
有難う

最後の関所は、Bs.100しか持っていないと言うと「それで良い」と言いBs.100を取られました

強制でお金を渡さないといけない事に対してもそうですが、他人への配慮がないこの行動には正直いい気がしません
その後には関所もなく、車の走っていない、空いた道をひた走ります

コチャバンバを出発して、実質7時間ほどでサンタ・クルスに到着しました

さすが都会の街並みです
さて、道路封鎖の影響で、コチャバンバからサンタ・クルスの間では、コチャバンバから約400km離れたモンテロまで、どこにもガソリンが売っていませんでした
合計20Lの予備タンクを持っていたので事なきを得ましたが、持っていなかったら小さな街に何日も足止めされていたでしょう
そして、アイドリングが常に高い影響で、1L辺りの燃費が、約21kmから13kmほどに低下していました
これはここではかなり致命的です
ちなみに、道路封鎖の影響で、長距離バス等は南の7号線を走っていたそうです
ボリビアの大動脈なのに、どうりで空いていたわけだ
※この数日後、7号線も途中が封鎖されました
走行日:2024年10月17日
今回の収穫
事前に道路状況の確認は必須